乳がんの初期症状のうち、腫瘤触知（腫瘤に触れることでその存在を感知すること）が最も多い症状です。
腫瘤は一般に孤立性で硬く、表面は不整です。基本的に痛みはありませんが、こりこりと硬いことが特徴です。
さらに腫瘤上の皮膚の引きつれ、乳頭陥没、乳頭びらん（ただれ）、異常分泌や血性分泌が見られることもあります。
かなり少ない割合ですが、男性の乳がんも存在します。

乳がんは胃がんや大腸がんと違って体表臓器に出来るがんである為、自己検診で見つけられる数少ないがんの一つです。
まずは自分の身体のことをよく知り、月に一回は乳房に変化がないか自分でチェックしましょう。

しこり等の症状が見つかったからといって、必ずしもがんというわけではありません。自己判断はせず、医療機関へ受診しましょう。
症状がない方も早期発見のために1年に1回は検診を受けることをお勧めします。

乳腺エコーとマンモグラフィの両方の検査をすることで、精度の高い検査になると言われています。

大阪市に住民票がある女性の方は、大阪市乳がん検診の受診が可能です。

池田市に住民票がある女性の方は、2年に1回池田市乳がん検診の受診が可能です。

乳房にしこりのようなものがある等自覚症状がある方は、乳がん検診ではなく、乳腺外来（保険診療）でご予約お願いします。
まずエコー検査を行ない、必要があればマンモグラフィを実施いたします。検査後に結果説明と結果レポートをお渡しいたします。より詳しい検査や治療が必要な場合は、ご希望の医療機関へ紹介いたします。（当院は北区を中心に200以上の医療機関と連携しております。ご相談ください）

乳がんは早期発見・早期治療が出来れば治ると言われる病気です。症状が出る前に定期的に検診を受けましょう。

（自覚症状がある方は電話予約）06-6311-7500

また当院ではもう一つの診療部門『血管外科』があります。
こちらでは足のむくみや就寝中のこむら返り等、足の診察や治療を行なっております。そちらのホームページもご一読ください。