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当院の特徴・撮影事例・検査の注意事項

当院の医師は、すべて『放射線診断専門医』です。
大阪市北区を中心に他施設との連携を密に取り、検査方法の相談や緊急検査、読影レポートに対する質問についてもお受けしています。
技師は8名全員、女性です。乳房や骨盤部の検査にはとくに配慮しています。
また、造影検査の必要性や追加検査の検討など、医師と技師の連携を非常に大事にしています。
MRIは、1.5Tと3Tの2機種を設置。それぞれの機種には特性があり、検査の目的によって使い分ける必要があります。どの装置で検査をするかは当院に任せていただいています。
CTは2019年に高性能機種を導入。被ばく線量の低減化を図っています。

CTの被ばく線量管理
当院ではCT装置のX線量を管理する上で、最適化のツールとして診断参考レベルを用いています。
診断参考レベルとはJ-RIMEが設定・公表している医療被ばくのガイドラインです。
下記の表は診断参考レベルと当院の線量を比較したものです。

 診断参考レベル(mGy)当院の実際の線量(mGy)
頭部単純ルーチン8566.73
胸部一相155.6
胸部~骨盤一相188.83
上腹部~骨盤一相208.92
上腹部ダイナミック
(一相)
159.49

※診断参考レベルは2015年6月策定
※標準体格は体重50~60㎏の日本人
※上腹部ダイナミックは、胸部や骨盤を含まない
※該当期間は2019年6月~2020年4月とした(機器更新後、「AquilionPrimeSP」)
※頭部および上腹部ダイナミックについては、該当数の平均値としている

この診断参考レベルを用いて比較し、CT線量が最適化されているか定期的に見直しを行っています。
ただし、診断参考レベルは被ばくを制限するものではなく、最適化の目的を達成するためのツールのため、標準体型の患者様に比べて体格が大きい方の撮影では、診断参考レベルを超過することがあります。
他にも、臨床的に正当な理由があれば、線量が診断参考レベルを超えることがあります。

NOTICE MRI・CT・造影検査の注意事項

MRI・CTの注意事項
※必ずお読みください※

◎MRI注意事項はこちら
◎CT注意事項はこちら

造影検査について

造影剤の検査を行う前に、患者様に造影剤投与のリスクとメリットを当院の医師が十分説明し、同意書にご署名をいただいております。
患者様が造影検査を拒否される場合は、ご署名をする必要はございません。

造影剤禁忌の方

次に当てはまる方は、造影剤の投与はできません。

1.気管支喘息の方(過去5年以内に喘息の症状があった方、咳喘息も含む)
2.過去に中等度以上の造影剤アレルギー反応が出た方(湿疹・吐き気・血圧低下・呼吸困難)
3.腎臓の働きが悪いと言われたことがある方
※eGFR 45以下の方は、造影検査を見合わせる可能性があります(クレアチニン値:65歳未満は1年以内、65歳以上は半年以内の検査データをお願いします)。
4.授乳中の方
※造影剤投与後48時間は授乳を避けてください。
5.褐色細胞腫の疑いのある方
6.重力筋無力症の方

ビグアナイド系糖尿病用剤について

ビグアナイド系糖尿病用剤とヨード造影剤の併用により、乳酸アシドーシスをきたすことがあるため、併用禁止とされています。該当薬剤服用中の患者様には、検査前48時間は服用中止をお願いします。

主なビグアナイド系薬剤
メトグルコ、グリコラン、メトホルミン塩酸塩など

当院で使用している造影剤

<MRI>
1.ガドビスト(ガドリニウム製剤):経静脈投与
2.プリモビスト(ガドリニウム製剤):経静脈投与
3.ボースデル(塩化マンガン四水和物):経口投与

<CT>
1.オムニパーク(非イオン系ヨード造影剤):静脈注射
2.ガストログラフィン(イオン系ヨード造影剤):経口投与

検査前の食事制限について

一般に合併症予防のための造影剤投与前の絶食は、必要ないとされています。
ただし胆嚢の評価が必要な場合、検査前絶食とすることがあります。当院ではその有無に関わらず、腹部の検査の場合、検査3時間前から絶食していただいております。
※お茶・お水のみ、検査前まで飲水可能です。