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禁煙治療 保険適用の条件・予約方法

今までに、「禁煙しようとしたが失敗した。。」という方もおられるかもしれません。
その原因は【ニコチン依存症】という病気です。
血液中のニコチン量が低下すると精神的に落ち着かなくなる、といった症状になり、喫煙してしまうのです。

禁煙すると味覚が鋭くなって食事を美味しく感じたり、呼吸が楽になる方もいます。
また、肺がん・口腔がん・咽頭がん・食道がん・膵臓がん・膀胱がん・子宮頸がんのリスクが下がる事が分かっています。

ご家族のため、未来の自分のため、禁煙に挑戦してみませんか?
資格を持った医師と看護師がついています。一緒に一歩踏み出してみましょう。



【保険適用の条件】
下記の条件を満たせば、保険診療で禁煙治療が受けられます。
①ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)=200以上(※34才以下の方はこの条件必要ありません)
②直ちに禁煙する意思がある
③禁煙治療を受けることに文書で同意している
④ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上である
→スクリーニングテストはこちら
⑤前回の禁煙治療(治療開始日)から1年を過ぎている


【予約方法】
当院までお電話ください。ご質問などもどうぞお気軽にお問合せください。
06-6311-7500
(月~金9:00~19:00、土9:00~17:00)

禁煙による変化・喫煙のデメリット

禁煙による変化

禁煙して
【1分後】 タバコのダメージから回復しようとする機能が、働き始める。
【20分後】血圧が下降し、手足の温度が上昇し始める。
【8時間後】血中の一酸化炭素が正常に戻り、運動機能が改善する。
【24時間後】心臓発作の確率が下がる。
【48時間後】嗅覚・味覚の回復が見られ、食事が美味しく感じられる。周りの喫煙の匂いに敏感になる人も。
【72時間後】ニコチンが体から完全に抜ける。気管支の収縮が取れて呼吸が楽になり、肺活量が増加する。
【2~3週間後】体の循環が改善。肺活量が30%回復。ランニングしても息切れしにくくなり、仕事も疲れにくくなる。
【5年後】肺がんになる確率が喫煙者の半分に減少。
【10年後】肺がん状態の細胞が修復されるため、全身にがんが及ぶ確率が減少。

禁煙して10~15年後には、様々な病気になるリスクが非喫煙者と同程度に近づきます。

喫煙のデメリット

・肺がん死亡率は、非喫煙者の3.7倍。
・歯周病が非喫煙者の1.6倍。
・妊娠中にタバコの煙を吸うと、胎児や乳児に重大な影響を与える。
・全身のがんを増加させる。
・動脈硬化を促進し、心筋梗塞・狭心症・慢性呼吸器疾患・動脈硬化などを引き起こす。

喫煙はがんになるリスクを押し上げたり、肌の老化を促したり、歯周病にも繋がります。ご自身の未来のため、家族のため、禁煙外来の受診を考えてみませんか。一緒に頑張りましょう。