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人間ドックと健康診断の違いを詳しく解説!

人間ドックと健康診断の違いを詳しく解説!

人間ドックは、法的義務のない任意の検査で健康診断の一つです。

健康診断は、法的義務のある検査で労働安全衛生法により検査項目などが定められています。

この2つの違いについて解説いたします。

人間ドックのメリット、目的、検査、内容など

CTやMRIなどを用いて、健康診断よりも精密な検査を行ないます。

人間ドックのメリット等

①病気の『早期発見と早期治療』が目的のため、疾患の完治の可能性が高くなります
②法的義務のない任意検査のため、個人が好きな時に受けることが出来ます
③検査内容も自分で選ぶことが出来ます

人間ドックの目的

病気の予防と『早期発見・早期治療』を目的としており、健康な方にこそ受けて頂きたいのが、人間ドックです。
CTやMRIなどを用いて、健康診断よりも精密な検査を行ないます。
自由診療なので検査の費用や項目は各医療機関・施設によって様々で、健康診断と比べると高額になることがほとんどです。

任意の検査とは?

検査を受けるか受けないかの選択は、個人の自由です。
個人が好きな時に好きな内容の検査を選んで、受ける事ができます。健康診断のように法律で定められた検査ではないのが特徴です。

人間ドックの内容

当院には全身を一気に検査する全身ドックはありませんが、部位ごとに検査プランをご用意しております。
その為、気になる部位を調べるプランを選択でき、また複数のプランを組合わせる事も可能です。(一部組合せ不可のプラン有)
また、メインのドックプランに追加出来るオプション検査もご用意しております。

人間ドックの選び方

日々の生活の中で気になることやご家族の既往歴などからプランを選択されることを、オススメします。

≪ドック選択の一例≫
*脳ドック*
 ●頭痛やめまい、物忘れ等の症状がある
 ●高血圧や糖尿病、脂質異常症などの既往がある
 ●脳梗塞など脳疾患の家族歴がある

*腹部(肝臓・胆のう・膵臓)ドック*
 ●飲酒量が多い
 ●コレステロール値が高い、糖尿病などの既往がある
 ●膵臓がんなど家族歴がある

*肺がんドック*
 ●肺がんなど肺の病気が気になる
 ●喫煙者である、または周りに喫煙者がいる

*子宮・卵巣ドック*
 ●女性特有の子宮・卵巣などの病気を早期発見したい
 ●子宮がんや卵巣がんが気になる

*乳がん検診*
 ●乳がん検診を受けたことがない女性(特に30代から乳がんのリスクが高まると言われています)
 ●乳がんの早期発見、定期検査

*大腸がんドック*
 ●大腸がんの家族歴がある
 ●麻酔を使った内視鏡検査が苦手
 ●気軽に大腸の状態を調べたい

※人間ドックは健康診断の一つなので、検査は決まった内容で行ないます。その為、症状がある方は専門医にご相談される方が良い場合もあります。

健康診断の目的、法的義務など

健康診断の目的

事業者(会社)が労働者(従業員)の健康状態を把握するために行なう検査です。
精密検査ではありませんが、全身を検査するので異常を発見することに役立ちます。
健診の結果を受け『食生活を改善する』など、日々の生活を見直すことにより健康維持に繋げることを、主な目的としています。

健康診断の法的義務

労働安全衛生法(第66条)で定められています。
・事業者(企業・法人)は労働者に対して医師による健康診断を実施しなければならない
・労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければならない など

健康診断で行なう検査とは?

事業者には、法で定められた一般健康診断の種類の中から、該当するものを労働者に受けさせなければならないという義務がありますが、定められた必要最低限の検査を行なっていれば、「法律上は問題がない」ことになります。
がん検診などをオプションで追加できる所もありますが、事業者により異なります。

下記は定期健康診断の主な項目・内容です(厚生労働省サイト参照)。
【医師による問診/身長・体重・腹囲/視力・聴力検査/胸部X線/血圧/血液検査/尿検査/心電図】
※健康診断の検査項目については、医師の判断で省略することが出来るものなどがあり、その他にも様々な規定があります。
※当院では健康診断は行なっておりません。

最後に

人間ドックは、健康診断で見つけられなかった病気を発見できる可能性がある検査です。皆様が健康にお過ごし頂くために役立てて頂ければ、幸いです。

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