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人間ドックの費用、助成金は出る?医療費控除の対象?

人間ドックの費用、助成金は出る?医療費控除の対象?

当院ではMRIやCT等をつかった人間ドックを行なっています。今回は人間ドックの助成金や医療費控除についてご紹介します。

人間ドック費用の助成金について

人間ドックにかかる費用は自己負担ですが、助成金制度を利用すれば負担額を抑えることができます。人間ドックの助成金制度を用意しているのは、主にお住まいの市区町村や健康保険協会、民間の保険会社などです。
どの団体の助成金制度を利用できるかは、お住まいの場所や所属している協会・会社などにより異なります。
また、補助金制度の内容や使用条件なども各団体で異なりますので、お住まいの市区町村や加入している健康保険協会、お勤め先などでご確認ください。

当院のドックは助成金対象?

当院は、単体ドックプランのご用意となるため、一般的な人間ドック(全てまとめたコース)を対象にしている助成金制度の団体加入者は、助成金が下りない場合があります。そのため、ご自身のお住まいの自治体や加入している保険会社・お勤め先の助成金制度を確認することが大切です。
必ずご予約前にご確認いただくようお願いします。

医療費控除とは?

医療費控除とは、各々の事情を考慮し、所得から控除することが認められた所得控除の一種です。
医院での治療費や処方薬の購入費など医療費に関する所得控除で、年間の実質的負担額(医療保険などから補填された額を除く)が一定の額を超えるときに適用できます。

人間ドックの費用は医療費控除の対象?

人間ドックの費用は、疾病の治療を行なうものではない為、原則として医療費控除対象外となります。
しかし、人間ドックの結果で重大な疾病が発見され、かつ、その診断に引続き治療を行なった場合には、人間ドックは『治療に先立って行なわれる診察』と同様に考えることができます。そのため、医療費控除の対象となることがあります。

人間ドックが医療費控除の対象となる疾病

・がん
・脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など)
・心疾患(狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症など)
・生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)
 ※生活習慣病は個人によって重症度が異なるため、医療費控除の対象にならない場合もあります。そのため、人間ドックで生活習慣病が見つかった場合の医療費控除については、確定申告前に税務署へお問合せください。
・大腸ポリープ
 ※人間ドックで大腸ポリープが発見され、切除(治療)を行なった場合は、医療費控除の対象となる可能性があります。
・メタボリックシンドローム
 ※生活習慣病と深い関わりがあると証明されている為、控除の対象となります。

≪確認≫大腸ポリープ・メタボリックシンドロームの医療費控除の基準は、各税務署によりバラつきがあるため、確定申告前に各税務署へ確認してください。
≪ご注意≫いずれの疾病も医療費控除の対象にするには、治療を受けることが前提です。

医療費控除の申請方法

医療費控除を申請する場合は、確定申告が必要となります。
原則として会社員や確定申告不要ですが、医療費控除を申請するならご自身で確定申告が必要です。

人間ドック費用が医療費控除として認められる場合は、次の3項目も医療費控除の対象となります。
・通院費用(診察代)
・入院費用
・手術費用


確定申告書に人間ドック費用とあわせて上記3項目の費用も記載してください。あわせて『医療費控除の明細書』の添付も必要です。
※医療費の領収書の添付又は提示は必要ありません。ただし、医療費明細書記入内容の確認のため、税務署より提示を求める場合があるので確定申告期限から5年間は領収書の保管が必要です。

最後に

今回は人間ドックの助成金・医療費控除についてお話しました。
助成金申請・医療費控除確定申告、いずれもご自身で行うものです。そのため当院で申請の可否や対象内・対象外の判断はできかねますので予めご了承ください。

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