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高額療養費制度・限度額適用認定証とは?限度額や申請方法について

高額療養費制度・限度額適用認定証とは?限度額や申請方法について

大阪市北区にあるラジオロジークリニック扇町です。

当院は各線梅田駅・大阪駅から徒歩15分の所にあり、高性能なMRIやCTなどの画像診断を行なう『画像診断専門クリニック』です。

 

今回は『高額療養費制度』と『限度額適用認定証』についてご紹介いたします。

高額療養費制度・限度額適用認定証とは?

高額療養費制度とは?

医療機関への外来(通院・調剤)や入院によって受診月の医療費が高額となった場合、【限度額適用認定証】を提示することでその医療機関の窓口でのお支払い金額(自己負担額)が、該当区分ごとに一定になる制度です。
受診時に限度額適用認定証をまだお持ちでなくても、医療費をお支払い後に後日申請を行なうと、一定の上限(限度額)を越えた部分の金額が『高額療養費』として支給されます。

限度額適用認定証とは?

高額療養費にて、事前に申請を行なった際に保険者より交付される医療証のことです。

限度額はいくら?

高額療養費の自己負担額は、国保・健保でそれぞれ被保険者の所得によって区分が振り分けられます。
※この時点での

限度額:70歳未満の被保険者

区分:自己負担限度額
(対象所得区分 国保/健保)

ア:252.600円+(総医療費-842.000円)×1%
  (国保:年間所得901万円超/健保:標準報酬月額83万円以上)
イ:167.400円+(総医療費-558.000円)×1%
  (国保:同600~901万円/健保:同53~79万円)
ウ:80.100円+(総医療費-267.000円)×1%
  (国保:同210~600万円/健保:同28~50万円)
エ:57.600円
  (国保:同210万円以下/健保:同26万円以下)
オ:35.400円
  (市民税非課税世帯)

限度額:70歳以上の被保険者

区分:自己負担限度額
(対象所得区分 国保/健保)

現役並みⅢ:252.600円+(総医療費-842.000円)×1%
      (国保:課税所得690万円以上/健保:標準報酬月額83万円以上)
現役並みⅡ:167.400円+(総医療費-558.000円)×1%
      (国保:同380万円以上/健保:同53~79万円)
現役並みⅠ:80.100円+(総医療費-267.000円)×1%
      (国保:同145万円以上/健保:同28~50万円)
一般所得者:18.000円(入院を含むと57.600円)
      (現役並み・低所得者以外の方)
低所得者Ⅱ:8.000円(入院を含むと24.600円)
      (市民税非課税世帯)
低所得者Ⅰ:8.000円(入院を含むと15.000円)
      (市民税非課税世帯・世帯全員の所得が0円の場合)

高額療養費制度の申請方法は?

限度額適用認定証の交付・高額療養費の支給申請は、どちらも各保険者によって申請先・申請方法等が異なります。

国民健康保険に加入の方

お住まいの地域の役所へお問合せください。

例:大阪市から交付されている保険証をお持ちの方は、お住まいの区の区役所(保険年金業務担当)へ。

全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入の方

健康保険証の下部に記載されている各都道府県支部に、お問合せください。
または、お勤め先の総務課等の担当者にご確認ください。
申請用紙は、協会けんぽのホームページにてダウンロードも可能です。

共済・健康保険組合に加入の方

健康保険証の下部に記載されている名称の共済・健康保険組合に、お問合せください。
または、お勤め先の総務課等の担当者にご確認ください。
組合名称と一緒に電話番号も記載がある場合は、そちらへお電話いただいてもご確認いただけます。

ラジオロジークリニック扇町でも使えるの?

限度額適用認定証は健康保険証と同じく、基本的に保険診療であれば他府県含むどの医療機関でも外来(通院・調剤)・入院ともにお使い頂けるため、当院でも適用可能です。
ただし、医療機関ごと・受診月ごとでの総医療費が各区分の一定以上を越えない限りは、減額対象となりません。
当院では診察・検査のみでの受診の患者様は、ご提示いただいても上限を超えることなく減額なしで済む場合がほとんどです。

下肢静脈瘤外来にて手術適用となった患者様は、上限を超える可能性があるため、手術の施行が決まり次第、担当看護師より高額療養費・限度額適用認定証についてご案内いたします。その後患者様本人で申請し、認定証が届いたら当院へ持参いただきます。

まとめ

以上、高額療養費制度・限度額適用認定証について簡単にご説明をいたしました。
何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。

当院では、ご来院の患者様・お付き添いのご家族様への手指のアルコール消毒・検温のお願いや、スタッフを含めご来院される全ての方の院内でのマスクの着用、診察室や更衣室・検査室等の消毒の徹底など、コロナ感染症対策を万全にして、皆様のご来院をお待ちしております。

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