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子宮・卵巣がん、乳がんのドック内容、費用

子宮・卵巣がん、乳がんのドック内容、費用

ラジオロジークリニック扇町です。

当院は大阪市北区に位置し、各線梅田駅・大阪駅から徒歩15分の所にあります。高性能なMRIやCTなどの画像診断を行なう『画像診断専門クリニック』です。  

  

今回は、人間ドックの中でも女性特有の疾患を早期に発見する為のレディースドックについて、ご紹介いたします。

プランによって特徴が違いますので、まとめていきたいと思います。

子宮・卵巣MRIドック

費用、検査

・35.000円(税込)
・骨盤部MRI
・腫瘍マーカー(CA19-9、CA125)
・当日結果説明あり
・結果レポート+画像CD、1週間程で郵送

対象

・婦人科に受診した事がない
・家族に卵巣がんや乳がんになった人がいる 等

内容、特徴

子宮頚がんについては婦人科検診が基本ですが、このドックは一般婦人科検診の内容を補うものです。

【骨盤部MRI】
MRI検査とは、強力な磁石を利用して体の中を画像化する検査です。
この検査は放射線被ばくの心配がない為、子宮や卵巣などX線の影響を受けやすい部位を調べるのに適しています。
このプランでは、主に子宮・卵巣などの部位を撮影し、画像診断します。子宮がんや卵巣がん等のがん病変の発見のみではなく、子宮筋腫や子宮内膜症といったがん以外の子宮・卵巣の病気の発見にも役立ちます。

【腫瘍マーカー(CA19-9、CA125)】
腫瘍マーカーは、がん細胞が作り出す特殊な物質で、当院では採血で血中に溶け出した腫瘍マーカーの値を調べます。絶食などの必要はありません。
また採血は基本的にリスク検査のため、結果の値が高い=がん、という事でもないので、画像診断と組み合わせる方が良いとされています。

検査を受けることが出来ない方とは?

次に該当する方は、検査を受けることが出来ません。
・現在妊娠中、または可能性のある方
・増毛パウダーや白髪隠しのマスカラなど1日だけ髪色を変えるようなスプレー等、髪の毛を洗ったら落ちるような物をされている場合

検査を受けられない可能性がある方とは?

次に該当する方は、検査を受けられない可能性があります。
・除細動器付心臓ペースメーカー(MRI対応の物も含む)
・人工内耳
・脳動脈クリップ
・シャントバルブ
・内視鏡クリップ
・整形外科の手術によるインプラント挿入
・血管内コイル、ステント、フィルターを留置している
・美容整形
・マグネット式入れ歯
・脊髄刺激装置
・人工心臓弁
・薬剤浸透性絆創膏(ニトロダーム・ニコチネルパッチ等)

※上記に当てはまる方は、ご予約の際にご確認をお願いいたします。

検査前に外して頂く物

次のものは、安全のため必ず検査前に外していただきます。
・補聴器
・コンタクトレンズ(保存ケースやメガネ等持参ください)
・アクセサリー全般(指輪、ネックレス、時計、ヘアピン、ブレスレット等)
・湿布、エレキバンなどの貼り薬
・金属についているかつら、ウィッグ、ヘアピース
・入れ歯、ブリッジ、義眼
・ブラジャー、コルセット
・カイロ

検査の磁気に反応する場合のある物

・過度なメイク・・・マスカラやアイシャドー(ラメがたくさん入ったようなもの)は成分によって熱く感じたりする事があります。
・刺青、アートメイク・・・低温やけどや変色をする可能性があります。場合によっては検査を中止する事があります。

検査当日

・絶食の必要はありません。
・上下とも検査着に着替えていただきますので、服装の決まりはありません。

ドック(乳腺エコー)

費用、検査

・5.500円(税込)
・乳腺エコー
・視触診
※当日結果説明はありません。結果レポートを1週間ほどで郵送します。

対象

全ての女性の方が対象。妊娠中の方も検査可能です。

内容、特徴

【乳腺エコー】
痛みや放射線被ばくの無い検査です。
乳房にゼリーを塗って超音波を当て、その反射波を画像に映し出すことにより、乳房の状態がわかります。
主にしこりの大きさや脇の下周辺のリンパ節への転移などを調べることができます。

【視触診】
乳房の外観を拝見して、見た目に変わった事はないか?触ってしこりがないか?などの診察を行ないます。

注意事項

・妊娠中、授乳中、豊胸手術をされている方は、お知らせください。
・上半身のみ検査着に着替えて頂きます。着替えやすいように出来ればワンピースなどの繋がった服は避けて、上下別々の服でご来院をお願いいたします。

ドック(マンモグラフィ)

費用

・5.500円(税込)
・マンモグラフィ
・視触診
※当日結果説明はありません。結果レポートを1週間ほどで郵送します。

対象

全ての女性が対象

内容、特徴

【マンモグラフィ】
乳房専用のレントゲン検査のことです。
乳房を片方ずつ板に挟むように圧迫してX線撮影をします。
乳がんの早期発見に欠かせない有効な画像診断の一つで、乳がんの初期症状である微細な石灰化や、セルフチェック・視触診では分かりにくい小さなしこりなどを捉えることができます。

【視触診】
乳房の外観を拝見して、見た目に変わった事はないか?触ってしこりがないか?などの診察を行ないます。

検査を受けることが出来ない方とは?

次に該当する方は、検査を受ける事が出来ません。
・豊胸手術をされている方
・妊娠中、もしくは妊娠の可能性がある方
・心臓ペースメーカー装着中の方

注意事項

・授乳中の方は予約時にお知らせください。
・上半身のみ検査着に着替えていただきます。着替えやすいように、出来ればワンピースなどの繋がった服は避けて、上下別々の服でご来院をお願いいたします。

ドック(乳腺エコー+マンモグラフィ)

費用

・10.000円(税込)
・乳腺エコー
・マンモグラフィ
・視触診
※当日結果説明はありません。結果レポートを1週間ほどで郵送します。

対象

一般的な乳がん検診をご希望の方、今までに乳がん検診を受けたことがない方

内容

乳腺エコーとマンモグラフィの検査を一緒に受けることで、片方の検査のみ行なった場合よりも精度の高い検査となります。各検査の内容は、上記のプランB・Cをご覧ください。

注意事項

上記のプランB・Cの注意事項をご参照ください。

プレミアム乳がんドック(乳腺エコー+マンモグラフィ+乳腺MRI)

費用

・55.000円(1日目11.110円/2日目43.890円)(税込)
(1日目)
・採血
・乳腺エコー
・マンモグラフィ
・視触診
(2日目)
・乳腺MRI
・結果説明(結果レポート+画像CD、1週間程で郵送)

※下記の場合、料金が変わります。
 ・採血の結果、乳腺MRIの受診不可の場合・・・1日目11.110円のみ
 ・豊胸術をされておりマンモグラフィ不可の場合・・・50.000円

対象

・より精密な乳がん検診を希望される方
・家族に乳がんや卵巣がんにかかった方がいる方

内容、特徴

関西初の『乳腺MRIドック』で、画像診断専門医が徹底的に調べます。検査は2日にわけて行ないます。
日本人の10~11人に1人が生涯で乳がんにかかると言われており、乳がんの中にはMRI検査でないと発見の難しいものがあります。その為、乳腺エコー・マンモグラフィと共に乳腺MRI(造影)検査をすることにより、徹底的に乳房の状態を調べることが出来ます。

【乳腺MRI】
造影剤を使い、うつぶせの状態で乳房のMRIを撮影します。この検査は腫瘍と正常組織の鑑別にも優れています。
また、腫瘍の広がりを見極める力も大きいです。そのため、欧米では遺伝的に乳がんにかかりやすい人などにこの検査を行なう事が多くなっています。

【造影検査とは?】
造影剤というお薬を腕の静脈から注射し、特殊な方法で撮影を行なうことです。
病気の部分と正常な部分では血液の流れ方が違うので、造影剤の映り方も異なります。
その違いを診て、病変の広がり方などを調べることができます。

MRI検査を受けることが出来ない方とは?

次に該当する方は、MRI検査を受けることが出来ません。
・現在妊娠中、または妊娠の可能性のある方
・増毛パウダーや白髪隠しのマスカラなど、1日だけ髪色を変えるようなスプレー等、髪の毛を洗ったら落ちるようなものをされている場合
・気管支喘息がある方(5年以内に喘息の症状がある方、咳喘息も含む)
 ⇒造影剤が使えない為、乳腺MRI検査を受けることが出来ません。
・過去に造影剤による重篤な副作用(血圧低下や呼吸困難等)があった方

※その他MRI注意事項は、上記のプランAの注意事項を参照ください。

上記以外の注意事項

・豊胸手術をされている方は、マンモグラフィ検査が出来ません。
・1日目の採血の結果次第では、乳腺MRI検査を受ける事が出来ない場合もございます。

検査当日

・絶食の必要はありません。
・1日目は上半身のみ検査着に着替えて頂きます。なるべくワンピースなどの繋がった服は避けて頂くようお願いいたします。
・2日目は上下とも検査着に着替えて頂きますので、服装に決まりはありません。

ドックの問診票

*ドック受診の方は、申込書と問診票をご記入いただいております。
 下記リンクから印刷が可能で、事前に記入して当日お持ちいただければ、当日のご案内がスムーズです。
*印刷が難しい場合、当院で当日記入していただくことも可能です。その場合、受付時間の5~10分前にご来院ください。

◆ドック問診票など印刷はこちらから◆

最後に

レディースドックについてご紹介しました。
わかりにくい所やご相談がございましたら、お問合せいただければ幸いです。

◆当院の特徴、医師紹介◆