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マイナ保険証のメリット、デメリット、操作方法をご紹介

マイナ保険証のメリット、デメリット、操作方法をご紹介

当院では2022年1月よりマイナ保険証受付利用を開始し、現在もマイナ保険証の利用を推進しております。

   

【監修医師】宮本 信一

大阪医科大学卒業・京都大学医学博士取得後、国内やドイツでも研鑚を積み、2005年ラジオロジークリニック扇町を開院。MRIやCT、マンモグラフィ等幅広い画像診断を専門としている。血管外来では下肢静脈瘤の診断・治療に尽力している。

マイナンバーカードを保険証として利用するには?

事前にマイナンバーカードに保険証の紐づけが必要です。
当院に設置の機械でもマイナンバーカードと保険証の紐づけ登録申込は可能ですが、反映に時間がかかることがあるので、事前登録をお勧めいたします。
事前登録は、マイナポータルサイトやセブン銀行ATMで手続きが可能です。

(R6.11月追記)現行の保険証は発行廃止

今後マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」に一本化されます。そのため、健康保険証は令和6年12月2日以降新たに発行されなくなります。
マイナカードをお持ちでまだ健康保険証登録がお済みでない方は、マイナポータルやセブン銀行のATMなどで登録可能です。

ただし保険証の期限が切れた時にマイナカード未所有者や保険証未登録者の方には、本人の申請の有無によらず加入する医療保険者から「資格確認書」が交付されます。保険証と変わらずに利用可能です。

マイナンバー保険証のメリット

①より良い医療を受けることが出来る

マイナンバー保険証を利用の際、薬や健診結果の提供に同意すると、総合的な診断や重複する投薬を回避した適切な処方を受けることができます。

②限度額以上の支払いが不要

高額な医療費が発生する場合でも、限度額を超える一時的な自己負担の支払いや、役所で限度額適用認定証の書類申請が不要となります。
※マイナンバー保険受付時に「高額医療費制度を利用する」に設定した場合のみ。

③新しい保険証が手元になくてもOK

就職・転職・結婚・引越し等で保険証が切り替わる場合、新しい保険証を待たずにマイナンバー保険証は利用できます。
※保険証切り替え申請している方に限る

注意点

 時々保険証の紐づけがきちんとできていない場合や、機器的な不具合により、保険者情報が反映されない場合がございます。
 機器的不具合の場合は、専用用紙を記入いただくことで保険証と同じ扱いで対応することが可能です。

マイナンバー保険証のデメリット

①公費は反映されない

マイナンバーに公費は紐づけされていない為、公費をお持ちの方は別途提示して頂く必要があります。
※公費とは?・・ひとり親家庭医療費助成/障害者医療費助成/小中学生医療費助成/特定医療費(指定難病)受給者証 等

②機器的不具合が発生する可能性

機器的不具合により情報が反映されない可能性があります。その場合保険証を提示して頂くか、専用用紙に必要事項の記入が必要となります。

マイナンバー保険証に関する算定

現行

【医療情報・システム基盤整備体制充実加算】
・マイナンバー保険証利用なし 4点
・  〃     〃  あり 2点
※注意※紹介状を持参の場合は、マイナンバー保険証の利用有無に関わらず2点

令和6年6月~

点数が改定され、以下のようになります。
【医療情報取得加算】
・マイナンバー保険証利用なし (初診)3点/(再診)2点
・  〃     〃  あり (初診・再診)1点
※注意※マイナンバー保険証を利用しても医療情報の閲覧に同意いただけない場合は、利用なしの方と同じ点数が算定されます。

マイナンバー保険証の受付カードリーダー操作方法

①カードをかざす

受付に設置している顔認証付きカードリーダーにマイナンバーをかざします。(カードカバーを付けている方は、必ず外してください)

②本人認証

本人確認をします。(顔認証もしくは暗証番号を選択)
※注意※暗証番号は3回間違えると利用できなくなります。ご注意ください。

③同意確認

保険者情報取得の同意確認をします。

④高額医療費限度額利用の有無

高額医療費の限度額利用をするかどうか、選択します。

⑤受付終了

「カードをお取りください」が表示されればOK!受付は終了です。

マイナンバー保険証 受付時の注意事項

●途中でカードを抜くとやり直しになります。必ず「カードをお取りください」等の指示が出るまでお待ちください。
●個人情報となりますので、基本的に操作はご自身で行なって頂きます。
●各同意については、当院では決めかねます。必ずご自身でご判断ください。

最後に

最近ではマイナンバー保険証を提示される方が増えてきております。しかし、まだまだマイナンバーカードより保険証を提示される方がほとんどです。
マイナ保険証の受付は、ご自身での機械操作が必要、と聞くと難しく思われがちですが、簡単な操作です。
利用の有無により費用に差もありますので、この機会にぜひご利用ください。

また当院ではもう一つの診療部門『血管外科』があります。
こちらでは足のむくみや就寝中のこむら返り等、足の診察や治療を行なっております。そちらのホームページもご一読ください。