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今年もAED講習を受けました

今年もAED講習を受けました

大阪市北区にあるラジオロジークリニック扇町です。

当院は各線梅田駅・大阪駅から徒歩15分の所にあり、高性能なMRIやCTなどの画像診断を行なう『画像診断専門クリニック』です。

  

年に1回メーカーの方をお招きし、医師・技師・看護師・受付などスタッフ全員でAED講習を受講しています。今年のAED講習の様子をお届けいたします。

AEDとは?

AEDは『Automated External Defibrillator』の略語です。日本語では『自動体外式除細動器』と呼ばれる高度管理医療機器です。
除細動とは、心臓が痙攣した状態を取り除くことを指します。AEDは、心臓に電気ショックを与えることで除細動を行ないます。
以前までは、AEDは限られた人しか使用が許されていませんでしたが、2004年より一般の人でも使用できるように規制が緩和されました。
AEDは、操作方法などを音声や光で案内するため、一般の方も救命活動を行なえます。

AEDが電気ショックを与えるには、AEDが心停止と判断した時です。
心停止と聞くと心臓が止まっている状態と思われがちですが、そうではなく、心臓が痙攣し正常に血液を送り出すことができない状態を言います。
心臓が止まり、もう動かない状態は心静止と呼ばれます。

AED講習内容

講習ではAEDの使い方を学び、実際にマネキンを使用した救命体験をしました。

①まず救助者に話しかけ、応答があるか、呼吸があるかを確認します。
②応答も呼吸もない場合、近くの人に『救急車を呼んでもらう』『AEDを持ってきてもらう』よう指示を出します。
③意識もなく、呼吸もないことを確認した時点で胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めます。胸骨圧迫は『もしもし亀よ』のテンポで行ないます。
④AED到着後、AEDのカバーを開けると自動的に電源が入ります。その後はAEDの音声ガイドに従います。
 ※その間も胸骨圧迫は続けます。
⑤電極パッドを救助者に貼ります。貼る場所は、パッドにイラスト表記されています。
 ※救助者の状態によってはイラスト通りに貼れない場合もあると思います。必ずしもイラスト通りに貼らなくても、心臓を挟むように貼れれば良いそうです。
⑥電極パッドの貼付けが完了次第、ショックボタンを押します。「離れてください」と音声があったら、胸骨圧迫をやめます。
⑦電気ショックが完了後、「胸骨圧迫を再開してください」などのアナウンスがありますので、胸骨圧迫を再開します。

①~⑦の流れを、3人1組(胸骨圧迫やAEDを実施する人・救急車を呼ぶ人・AEDを持ってくる人)で行ないました。

AED講習を受講しての感想

119番通報をして救急車が来るまでの救命活動の有無によって、助かる確率が大きく変わります。
・何もせず救急車を待っていただけの場合・・・生存確率8.2%
・胸骨圧迫を行なった場合・・・生存確率12.2%
・胸骨圧迫に加えてAEDを使用した場合・・・生存確率53.2%
(生存確率については総務省消防庁『令和3年版消防白書』より引用)

実際に一般の方が救命活動を行なうのは、躊躇される方が多いと思います。私も躊躇してしまうかもしれません。
ですが、一人でも多くの命を救うためにただ見ているだけでなく、少しでも助かる確率を上げるためにも今回の講習で学んだことを活かせるようにしたいです。