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人間ドック【MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査プラス】検査内容、費用など

人間ドック【MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査プラス】検査内容、費用など

大阪市北区にあるラジオロジークリニック扇町です。

当院は各線梅田駅・大阪駅から徒歩15分の所にあり、高性能なMRIやCTなどの画像診断を行なう『画像診断専門クリニック』です。

  

2022年3月末にて、当院の人間ドックプランにあった『もの忘れドック』が廃止となり、4月から新たに【MCIスクリーニング検査プラス】へ変更となりました。

今回は、その【MCIスクリーニング検査プラス】についての内容です。

MCIとは?

(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネットより引用)
【軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment)】
物忘れが主たる症状だが、日常生活への影響はほとんどなく、認知症とは診断できない状態。

軽度認知障害は正常と認知症の中間ともいえる状態です。その定義は下記の通りです。

1.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する。
2.本人または家族による物忘れの訴えがある。
3.全般的な認知機能は正常範囲である。
4.日常生活動作は自立している。
5.認知症ではない。

すなわち、記憶力に障害があって物忘れの自覚があるが、記憶力の低下以外に明らかな認知機能の障害が見られず、日常生活への影響はないかあっても軽度のものである場合です。
しかし、軽度認知障害の人は年間で10~15%が認知症に移行するとされており、認知症の前段階と考えられています。

◆MCI検査の空き状況、予約◆

MCIスクリーニング検査プラスとは?

アルツハイマー病の病態進行に関わるタンパク質を『栄養』『脂質代謝』『炎症・免疫』『凝固線溶』の4つのカテゴリーに分類して血液中の量を測定し、MCI(軽度認知障害)のリスクを統計学的に評価する検査です。

この検査では、将来MCIリスクになるリスク、または既にMCIである可能性が高いか低いかが分かります。(結果で診断が確定する検査ではありません)
認知症の発症の一番の原因は加齢ですが、中年期からの生活習慣も大きく影響すると言われています。
検査の結果に関わらず、生活習慣を見直すきっかけとして将来認知症に進行しないよう適切な予防に取り組むことが大切です。

MCIの検査内容、費用、注意事項など

【検査内容】
・採血
・看護師による問診票の確認(※医師の診察はございません)

【費用】
22.000円(税込)(2022年4月時点)

【検査の所要時間】
約10分

【注意事項】
・既に認知症と診断されている方は、検査対象外です。
・検査前の飲食の制限はございません
・次の疾患の方は、検査結果の数値に影響が出る場合があります。
 (自己免疫性疾患・急性炎症・肝硬変・先天的脂質疾患)

【受診の流れ】
①お電話(06-6311-7500)またはネットでご予約ください。
②受診当日、受付の際に申込書と問診票をご記入いただきます。
③看護師が問診票確認と採血を行ないます。
④後日、1ヶ月ほどで「検査結果報告書」と「認知症予防マニュアル」をご自宅へ郵送いたします。

◆MCI検査の空き状況、予約◆

◆ドック申込書・問診票などはこちら◆

MCI検査は他のドックと同時受診が可能?

MCIスクリーニング検査プラスは、単体での受診はもちろんのこと、他の人間ドックプランとも組合せしたり、同日にまとめて複数のドックを受けていただくことも可能です。

【同日受診可能なドック】
脳ドック各種
レディースドック(骨盤MRI、乳がん検診)
肺がんドック
上腹部ドック
大腸がんドック
腫瘍マーカー
アミノインデックス
胃ABC検査
血液検査①②

【併せて受診不可な検査】
動脈硬化検査A・B(※一部検査項目の重複のため)

最後に

以上、MCIスクリーニング検査プラスについての簡単な説明をいたしました。
何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。

当院ではご来院の患者様・お付き添いのご家族様への手指のアルコール消毒・検温のお願いや、スタッフを含めご来院される全ての方の院内でのマスク着用、診察室や更衣室・検査室などの消毒の徹底など、コロナ感染症対策を万全にして、皆様のご来院をお待ちしております。

◆当院の特徴・医師紹介はこちら◆